入門編

 整体療法のセラピストを目指す人にとって、知識とて技術(手技)を修得する上での入口として、しっかりと理解していただきたいことについて取り上げます。

 このような知識がなくても施術はできますし、クライアントの満足も得られるかもしれません。しかし、技術を向上させて、より細かい要望に応えられるような、世の中に真に貢献できるセラピストを目指すのであれば、これらの知識を知っておく必要があるのではないかと思っています。

(ここで取り上げる知識や情報は経験に基づく実践的ものです。書店などで手に入る知識などについては全く省略しています。)

基礎知識

  1. 筋肉がしっかり働くための必要条件
  2. 筋肉の変調‥「こわばり」と「ゆるみ過ぎ」状態
  3. 筋肉の連動、協働筋と拮抗筋の役割
  4. 筋肉の変調と骨格との関係
  5. 筋骨格系と循環系
  6. 循環における鎖骨下静脈の大切さ
  7. からだの中心と外側
  8. 軟部組織(筋肉・筋膜・靱帯)と骨格
  9. からだの中の細胞の働き
  10. からだの中の骨盤

実践的知識‥‥からだの見方

  1. 筋肉の性質 筋長と収縮点と変調
  2. 骨格の歪みと筋肉の変調の関係
  3. 筋肉のリラックス状態と骨格の関係
  4. 影響部と被影響部
  5. 骨格の観察(1)‥‥脊椎と骨盤の観察
  6. 骨格の観察(2)‥‥鎖骨・肋骨の観察と影響部・被影響部

呼吸

  1. 呼吸とからだの動き